恋愛&結婚 【セカンド女子】浮気を公認したのは私。好きなのに、体に触れられるのを拒んでしまう非性愛者の結末~その1~

そんな中、友人からのまさかカミングアウトで、自身の性志向について気づいたことがあったと言います。

「彼女が無性愛者だとカミングアウトされたんです。誰のことも好きになれない、性行為もしたくない人だと。びっくりしました。でもその時、私が性行為に対して抱いていた感情とそっくりだったんです。私には性欲はあるんですが、性行為自体が自分に起こるものだと認識していないんです。彼女に私もだと言えた時、少し楽になりました。でも、私には異性に対して恋愛感情はあるんです。そこが彼女と異なるところでした」

自身の性志向についてその友人にしか言えずにいたものの、恋愛しない人生を受け入れようとしていたと言います。しかし、転職先で気になる男性ができたそうで……。

「27歳の時に、ホテルに転職したんです。配属先はフロントで、そこで3歳上のフロントのマネージャーをしている男性と出会いました。彼はスラッとしていて、肌も白くて綺麗で、清潔感溢れる人でした。そしてとても優しかったんです。私は父が厳しかったこともあり、反対の優しい男性に惹かれるところがあって。中途採用がその年は私しかいなかったみたいで、なかなか仲良くできる人がいなくて……。そんな私を見て彼は励ます感じでご飯に誘ってくれたり、他の人と仲良くできるようにみんながいるところで共通の話題を振ってくれたりしました。そんな姿を見て好きになってしまったんです。

彼への気持ちはバレないように、思い続けるだけでいいと思っていました。彼への気持ちは絶対に誰にも言わないと、態度に出さないと決めていました。でも、段々と彼からの個人的なお誘いや、メールなどが増えて、2人で会う機会も増えていきました。誘われたらやっぱり行ってしまうんですよ。会っている時は男女の雰囲気なんて感じなかったので、友人として付き合っていけるかもと思いました。でも、突然彼から告白されたんです。付き合ってほしいと」

断ったら彼に会えなくなる。自分さえ我慢すれば彼と一緒にいられると思った純子さんは彼と付き合うことを決めます。

「会えなくなるなんてどうしても考えられなかった。それにもしかしたら彼とだったら乗り越えていけるかもと思ったんです。小さな希望もあり、彼の告白を受け入れました。でも、やっぱりそういう雰囲気になると必死で話題を変えようとしている自分がいて……」

 

純子さんが彼に惹かれていったように、彼も恋愛感情があったから彼女に優しく接していたそう。

好きなのにどうしても関係を持てない。浮気を公認された彼が最終的に取った行動とは!?~その2~に続きます。

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