恋愛&結婚 【セカンド女子】逆プロポーズ失敗で破局。彼以上の人に出会えない中、運命の再会を果たすも彼はすでに既婚者で~その1~

20~30代の独身女性の彼氏がいない確率が50%を超える今。いつの間にやら少数派になった彼氏持ちの女性の中には、彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちがいます。彼女たちが本命になれない原因は何なのでしょうか……。彼女たちの過去の恋愛から、その原因を探っていきます。

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今回お話を伺ったのは、都内で美容師として働く永井愛子さん(仮名・36歳)。肩まである黒髪には金髪のハイライトが混じっていて、大きなフチなしの眼鏡を付けています。服装は黄色のフレアフスリーブのブラウスに、デニムのふくらはぎまであるタイトスカートを履いています。カゴバックにはゴールドのチェーンや、スカーフが巻き付いているのに、彼女自身にはネックレスやピアスなどのアクセサリー類はなし。そんな部分にも彼女の個性を感じます。愛子さんのセカンド気質はどこにあるのか――。生い立ちや、学生時代の恋愛から話を伺っていきます。

「出身は千葉県で、両親との1歳上の姉との4人家族です。実家は商店街にあるような小さな美容院をしていました。今は潰して無いんですけどね。父親が始めた店で、母親は結婚してから資格を取ったみたいです。小さい頃からお店なんてやっていると、どこも連れて行ってもらえないんですよ。サラリーマンの家が羨ましかったですね。それに、なんとなく姉か私のどちらかが継がないといけないんだろうなという圧迫があったというか。そんな思いをみんなが感じ取って、姉は別の道に進み、私が美容師になると決めた時には父親は自分の代で店を閉めると言いだしました。少しだけホッとしたのを覚えています」

初めて彼氏ができたのはいつですか?

「専門学校時代です。同じクラスの同い年の男の子です。彼は身長が180センチぐらいあって、大柄だったのに手先が器用で、カーラーの巻きとかがすごく早くて上手なんですよ。先生にも一目置かれているような子で、その身長もあってかクラスで目立っていました。顔は普通だったんですけど、彼は目立つ子たちが集まった男グループに属していて、モテていました。私とはそこまで喋ったことがなかったのに、夏休み前に急に告白されて!全然中身なんて知らなかったけど、断る理由なんてなかったので付き合うことにしたんです。

そこからは女性が多い学校だったので、無視とかがありましたね。仲良かった子でさえも陰で文句を言われたりとか……。すごくしんどかったんですが、彼から3か月ほどで振られるんですよ。そしたらみんなが同情してくれて、すぐに女子のグループに入れてもらえました。女って怖いなって思いましたね」

美容師の資格を取り、都内にある美容院で働き始めます。

「何社か受けて、やっと受かった場所でした。そこは小さいお店で、オーナー兼店長と、その奥さん、他に女性が2名いて、私ともう1人男性が採用されていました。

毎日終わってからマネキン相手に勉強会があるんですが、先輩たちの扱いが私とその男の子とで違うんですよ。確実に彼のほうが優しいんです。あまり気にしなかったんですが、やっぱり2人で採用されたことでその彼と仲良くなってしまって。帰りの時間が毎回一緒になるんで、次の日が休みの時にどちらかの家で一緒に飲むことが多くなり、付き合うようになりました。お店には絶対に内緒です。でも、バレてしまって……」

小さな美容院で起こった悪質ないじめ

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