恋愛&結婚 【セカンド女子】奪われる女より、奪う女の方が幸せ?浮気相手になったことで救われた過去の喪失感~その2~

彼氏はいるもののセカンドポジションのまま、いつまでたってもファースト(本命)になれない女性たちに迫る今企画。そのセカンド体質の原因を探ります。

今回お話を伺ったのは、都内の食品メーカーで派遣スタッフとして働く朽木絢さん(仮名・38歳)。化粧気のない感じや、背や手足などすべてのパーツが小さいところなどから、どこかおとなしそうな雰囲気のある女性です。

出身は神奈川県で、両親と1歳上に姉がいる4人家族。中学生の時に母親の不倫で一度家族がバラバラになりますが、母親より8つ年上の父親は離婚を拒否。その後、母親は普通に家に戻ってきたと言います。初めての彼氏は高校生の時に同級生と。付き合いは高校卒業まで続きますが、その後大学への進学を機に数か月で破局。そして、社会人になり再会した彼と再び付き合うことになり、24歳の時に絢さんの妊娠が発覚して結婚します。

「妊娠はまさかといった感じだったんですが、純粋に嬉しかったです。仕事は3年も経たずに辞めてしまっていて、派遣で事務の仕事をしていた時期だったので。仕事に対しての意欲もあまりなかったし、結婚するなら彼だと思っていたんです。妊娠のことを告げた直後にプロポーズをしてくれて、そのままその足でお互いの両親に報告。相手のご両親は喜んでくれて、私のほうは父親だけが子供ができる順番について少し怒っていましたが、無事結婚を認めてくれました」

その半年後に、絢さんは無事男の子を出産。穏やかな生活が続く中、子供が2歳の時に夫が急に仕事を辞めてきたそう。当時はびっくりしたと言います。

「なんの相談もなかったんですよ。夫は食品メーカーのルート営業の仕事をしていたんですが、『辞めてきた』と言った感じで、会社に前もって伝えたタイミングでもありませんでした。最初は文句を言いましたよ。でも、『専業主婦にはわからないことがある』と説明を一切してくれなくて。この人は専業主婦を蔑視しているんだなって思いました。次の仕事はすぐに見つかったし、蔑視発言をこれ以上されたくない思いから、私は彼の行なうことに何も言わなくなっていきました」

転勤先での生活が7年目を迎えた時、彼の行動に違和感を持つようになり……

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