厚生年金対象拡大は非正規雇用のシングル女性のプチ貧困を救う?マネーのプロに訊いてみた

厚生年金対象拡大は非正規雇用のシングル女性のプチ貧困を救う?マネーのプロに訊いてみた

お金に苦労せず、幸せに生きていくことを目指すこの連載。今回は利田幸絵さん(仮名・29歳 ・SE)の相談から、非正規雇用の厚生年金の対象拡大について。現在、30代40代のシングル女性の非正規雇用者が増えています。2016年から議論されている厚生年金加入拡大について、どういう話なのか、現在どうなっているのか、非正規雇用も厚生年金に入れるなら正社員になれなくても安心感は増えるのか……など、森井じゅんさんに教えていただきます。

利田さんの質問「非正規雇用でも厚生年金に入れると聞きました。加入したほうがいいのでしょうか。メリットと手続きの方法が知りたいです」

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厚生年金加入拡大とは?

2016年10月から、短時間労働者に対する健康保険及び厚生年金保険の適用が拡大されました。それ以前は、基本的に週30時間以上働く従業員について、会社は社会保険に加入させる義務がありました。それが、2016年10月から、従業員501人以上の会社にお勤めの方で週20時間以上働く方のうち、一定の要件を満たす方も社会保険の加入対象となったのです。具体的には、1か月あたりの賃金が8万8,000円以上、雇用期間の見込みが1年以上の学生以外といった要件です。

さらに2017年4月からは、従業員500人以下であっても労使、つまり会社と従業員との間で合意があれば、社会保険の加入対象となりました。相談者さんの会社ではどうなっているか、上司の方や総務部などの担当部署に確認してみるといいでしょう。

非正規雇用者が厚生年金に加入するメリットは?

非正規雇用者が厚生年金に加入する最大のメリットは、将来受け取ることができる年金が増えることでしょう。以前からお話ししているように、将来年金がいくらもらえるか、というのは正確には分かりません。  

しかし、公的年金は、基本的に国民年金にあたる基礎年金に厚生年金部分が上乗せされることになります。なので、厚生年金に加入すれば、国民年金しか支払っていないときと比べ、受け取れる金額は確実に増加します。また、個人負担分の社会保険料は給与から天引きされますが、会社は天引きした保険料と同額を上乗せして納めています。つまり、自分で負担した金額の2倍の保険料を納めていることになるのです。

そして、ケースにより異なりますが、国民健康保険料や国民年金と比較して、厚生年金に加入したほうが自身の保険料負担が減る場合もあります。

さらに、厚生年金保険に加入中に障害がある状態になった場合には、障害厚生年金という障害基礎年金への上乗せがあり、さらに受け取ることができる金額が増えます。そして、万が一、子供を残して亡くなってしまった場合などには、遺族基礎年金にプラスして遺族厚生年金も支給されます。

また、厚生年金保険に加入するという事は会社の健康保険にも加入することになります。以前もお話ししたので詳細は省きますが、傷病手当金や出産手当金といった公的な手当も受けられるようもなるのです。

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