配偶者控除が改定!世帯の手取りを最大にするにはどうすればいい?

配偶者控除が改定!世帯の手取りを最大にするにはどうすればいい?

お金に苦労せず、幸せに生きていくことを目指すこの連載。今回の相談は、富田まことさん(仮名・33歳  専業主婦)からの質問です。

結婚し、妊娠中の体調がよくなかったため、やむなく退職しました。出産後はおかげさまで順調で、子供は母が見てくれるということもあり、働くことを考えています。

そこで質問です。配偶者控除が変わったと聞きましたが、いまいちよくわかりません。配偶者控除を受けないと、働いても手取りが減ってしまいますか?損しないためには、年収いくらになればいいのですか?ちなみに、夫の年収は ボーナス込みで700万円くらいです」

旦那さんの税金負担を増やさずに妻が働くというときに、「○○円の壁」なんてことがよく言われています。今って、どういう計算になっているのでしょう。いちばん手取りが多くなるのは、と考えた場合の妻の年収はいくらなの?

森井じゅんさんに聞いてみましょう。

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2018年1月から配偶者控除が変わった!

配偶者控除とは、一定の収入以下の配偶者がいる場合、税金計算上、世帯主が受ける事のできる控除です。

これは世帯主に家族を支える配偶者がいる場合に、税金面で配慮をしてあげよう、という考えから生まれたものです。主に夫が働き、妻が家事を担う家庭を想定し、「夫の」所得税を安くする仕組みです。

具体的には、妻が無収入、もしくはアルバイトやパートの場合で一定収入以下であれば、夫の所得から38万円控除でき、税金負担が軽くなるというものでした。

この配偶者控除が、今年2018年1月から変わっています。

第一に、配偶者控除を受けることができる「一定の収入」が、103万円から150万円になりました。いわゆる「103万円の壁」が「150万円の壁」になったのです。

そして第二に、夫の側にも所得制限ができました。これまでは世帯主の所得に関わらず、一律38万円の控除を受けることができ ました。しかし今年から、目安として夫が会社員の場合、夫の年収が1120万円を超えると、段階的に控除額が減少します。

そして会社員で年収1220万円以上の場合、一定年収以下の配偶者がいることの優遇は受けられなくなりました。

相談者さんは、「夫の年収は ボーナス込みで700万円くらいです」とおっしゃっており、ふたつ目の変更 は今のところ気にする必要はないと思いますので、ひとつ目の収入の壁を中心にお話しましょう。

配偶者が「働き損」にならないためのポイントは?

相談者さんは、配偶者控除による「働き損」をご心配のようです。

150万円の壁について、妻の収入の増加と世帯単位の手取りを考えてみましょう。ポイントはご自身の増える収入とご自身の税金、そして夫の税金です。

収入が増えれば増えるほど、ご自身の税金負担は増加します。また、150万円を超えて働いた場合、夫は配偶者控除が使えなくなります。

しかし、配偶者特別控除というものがあります。これにより、妻の年収が150万円を超えると、夫の所得控除が控除額が減少することになります。つまり、妻の年収が150万円を超えると、一律38万円の夫の所得控除がゼロになってしまう!というわけではないのです。

所得税は累進課税といって、所得が大きくなれば税率も大きくなります。そのため、通常妻の税金負担の増加よりも、夫の税金負担の増加の影響の方が大きくなります。

いずれにしても、所得税の計算上、妻の収入の増加から妻・夫の税金負担の増加を差し引いてもマイナスにはならず、所得税だけを考えた場合、いわゆる「働き損」にはならないのです。

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