正社員の男性(既婚者)にしつこく食事に誘われています。断って嫌がらせをされた場合を想定して、どう対策をしたらいいでしょうか。

正社員の男性(既婚者)にしつこく食事に誘われています。断って嫌がらせをされた場合を想定して、どう対策をしたらいいでしょうか。(M.K・31歳 契約社員 独身)

42歳の男性上司に、ふたりで食事に誘われ、1回は応じたものの、「次はいつ?」としつこく誘われます。 ここで断わっていじめに遭った場合、どんな証拠をあつめておくといいでしょうか。ミスをねつ造されることや、サボっていたなどウソの報告をされることが怖いです。

Aもし、そのようなパワハラを受けたら労働問題です。録音などの証拠を集めて。

数多くの離婚問題や相続、男女間紛争などの問題に取り組んでいる、柳原法律事務所代表の弁護士・柳原桑子です。では早速、この質問について解決の糸口を探ってみましょう。

まず、このケースの場合、しつこく誘う上司の男性が既婚者ですので、二人だけで食事をしたという事実により、相手の妻から不貞を疑われるケースがあります。
もちろん、実際にそれだけでは不貞になることはありませんが、疑惑の目を向けられる可能性が高いです。それに、その場に妻が鉢合わせてしまうことや、夫婦を知る人に目撃され、妻に報告されることも考えられます。そうすると、疑惑の目を向けられることにつながりやすく、場合によってはあなたに不利になることも。
ですので、誘いを断るときに、「会社や奥さんに知られたらお互いのためになりませんよ。食事はみんなで楽しく行きましょう」というニュアンスを盛り込むと角が立たないと思います。いかがでしょうか。

でも、会社の雰囲気や、上司のパワーバランス的に、それが難しいとあなたが判断し、断った後に嫌がらせを受けたらどうすべきでしょうか。
その場合は、その上の上司や会社の相談窓口に相談して、部署異動や配置換えなどを含めた対処をしてもらうことが考えられます。

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しかし、相談しても現状が変わらず、上司からの風当たりが強くなった場合は、労働基準監督署や弁護士に相談を。解決のためには、内容にもよりますが、このケースだと、“証拠”が必要になることが考えられます。
例えば、上司からどのようなことをされたのかを残した日記やメモ。このときのポイントは受けた攻撃内容だけでなく、その場に居合わせた人の名前、ニュースや天気など客観的な内容とセットで記しておくと信憑性が高いと判断されます。

あとは録音です。嫌がらせを受けた時の音声を記録しておくと、証拠として有効です。ただ、会社にいる間、延々と録音モードにしておくわけにはいきません。相手の行動パターンを知り、“ここだ”という時にレコーダーのスイッチを入れる人が多いようです。これらの証拠を集めてから相談に行くと、正確な内容とともに相談ができ、早期の問題解決につながりやすくなります。

そもそも、このような問題に巻き込まれないため、あるいは巻き込まれたときに冷静な対応を取るためにも、会社の相談窓口を把握しておくことや、いざのとき証人になってくれる人が多い方がよいので職場で孤立しないように心がけるとよいでしょう。さらに余裕があれば、日ごろから労使問題のセミナーや書籍などで、働く自分の環境と法律について知識を得ておくといいでしょう。自分の人生を守るのは、あなたしかいません。そのための武器である法律をよく知り使い、納得のいく人生を歩んでいきましょう。

賢人のまとめ

パワハラは労働問題。 不当な嫌がらせを受けたら、証拠を集めよ! 相談相手は最寄りの労働基準署や労使問題を扱う弁護士。 日ごろから知識を蓄えておくこと。

賢人プロフィール

法律の賢人柳原桑子

第二東京弁護士会所属 柳原法律事務所代表。弁護士。

東京都生まれ、明治大学法学部卒業。「思い切って相談してよかった」とトラブルに悩む人の多くから信頼を得ている。離婚問題、相続問題などを手がける。『スッキリ解決 後悔しない 離婚手続がよくわかる本』(池田書店)など著書多数。

柳原法律事務所http://www.yanagihara-law.com/

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