華やかな同級生に嫉妬…理想と現実のギャップで陥る自己嫌悪からの脱出法~その2~

華やかな同級生に嫉妬…理想と現実のギャップで陥る自己嫌悪からの脱出法~その2~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、優等生女子が「理想と現実とのギャップ」に気づいた挙句、周囲を攻撃してしまい、その後どうなったのか……というお話です。北関東のある地方銀行で働く、池田珠美さん(仮名・28歳)は職場の人間関係に苦しんでいることから、私のオフィスにお見えになりました。

その1はこちら

方言を使用禁止にしようとした

まず、珠美さんが気になったのは「言葉」でした。地方銀行は地元採用の行員も多く、閉店後の行内の会話では、標準語以外の方言が混ざることが少なくありません。それについて、珠美さんがその習慣をやめさせようとしたのです。「オフィスなので標準語で話すべきだ」と上層部に提言しました。

周囲の何もかもが気に入らなくなっている珠美さんは、同僚同士で地元の商店の話をしているときに「そんなのは東京にいくらでもある。東京のほうがもっと洗練されているし、スケールも大きいから」などと、上から目線で言ってしまうことが増えたそうです。いわゆる「地方ディスり」です。

やがて、浮いた存在になっていった珠美さんことは、すぐに守さんの耳に入ります。しかし、そんな守さんに対しても、珠美さんはイライラした感情をぶつけてしまいます。「もうこの町を離れたい。東京に帰りたい」そう言って、守さんとは距離を置いてしまったのでした。

以来、出社しても自分の居場所がそこにある気がせず、落ち着かなくなっていきます。守さんとも向き合って話せていないことで、心の中がずっとモヤモヤした状態に。

「何より、自分自身が他人を羨んで、身近な仲間や大切な人を蔑むような小さい人間だったことを知り、自己嫌悪の感情に心が支配され、もう、どうしていいかわからない」と、叫ぶように私におっしゃっていました。

全てが気に入らないのに、東京に帰って転職できるとも思い切れない

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