よく知らない異性と出会って、関係を築いていく婚活。出会いはあるけれども、2人の距離を縮めることができず、婚活が長期化して苦しくなる方は多いです。相手とどうしたらいいか分からない中途半端な関係は居心地が悪いですよね。
2回目のデートから苦しくなる女たち
こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
婚活アプリや結婚相談所、婚活パーティーなど出会い方はたくさんありますね。そうしたところで出会う相手は、共通の知り合いがいる訳でもなく、全くの他人。ゼロから関係性を築いていかなければなりません。仕事、好きな食べ物、趣味、退勤時間、家事力、休日の過ごし方、交友関係、趣味も全く知らない人。
初回デートは1~2時間のランチやお茶というプランが多いでしょう。どんな人なのか会って話すぐらいだと、よく分かるのは外見や雰囲気ぐらいです。何か決定的に魅力を感じることも、失礼なことをされる訳でもなく、可もなく不可もなくという相手と次はどうするのかというところは悩みますよね。
これが友達の紹介や同僚であれば「2人で会ったのも何かの縁」と感じて会ってくれたことを大事に思えるかもしれませんが、婚活サービスを使って会った相手だと「他にもいるかも」と思ってしまいがち。
向こうから誘われれば、2回目のデートは成立するでしょう。そのぐらいからどうしたらいいか分からなくなり迷っている間に、どちらかがフェードアウトという出会いを繰り返す方は多いです。
応じにくい男性のお誘いは代案を出そう
「向こうから誘ってきてくれるなら進むかもしれないけれど、そこまで私は……」
と、向こうから誘ってもらいたいと思っている方は多いもの。では、誘ってこない男性に問題があるのでしょうか?
お付き合い未満のデートまでのやり取りを聞いていると、男性側が何かしら誘っているのに女性側が見落としていることが多いのです。
ある女性は週末に何度か会った男性から、「良かったら、今晩ご飯でもどう?」と平日に食事に誘うLINEをもらいました。彼女は「無理。何時に終わるか分からないから」と返信。
女性にしてみたら、急にデートに誘われても困りますよね。服やメイクだって、デートを想定していない楽な恰好かもしれません。同僚と約束があったかもしれないし、仕事が忙しい時期かもしれない。家で夕飯を作り置きしているかもしれないし、今日食べないといけない食材が冷蔵庫にあるかもしれません。
だから、彼が嫌いなわけじゃなく、断っただけで、また誘ってくれるだろうと思っていたとのこと。ただ、男性側にすればもしかしたら、勇気を出して誘っていたかもしれないのです。返信をもらって「脈ナシだ」と受け取ったかもしれないのです。
その誘いには応じられないけれど、会いたくない訳じゃないのなら、全否定に受け取られるような内容じゃなく代案を出しましょう。
例えば、
「誘ってくれてありがとう!今週は忙しくて何時に終わるか読めないので、今日ご飯はムリです。●日と●日なら会えますがご都合いかがですか?」
こんなすれ違いはいろいろあります。
例えば、食事デートをした程度の男性から半日一緒にいるデートに誘われたとします。「今度、伊豆の方に出かけてみない?クルマ出すよ」みたいなお誘いです。その男性のことが嫌いじゃないけれど、また知らない相手のクルマに乗るのが不安だとか、その時期は忙しくて休日もお出かけする体力がないから出かけたくないかもしれない、など色々ありますよね。
でも、相手の男性だって、伊豆とかクルマを出すとかいうのはただの口実かもしれませんよ。相手が嫌なわけじゃないのなら、ただ断るのではなく事情を説明して代案を出しましょう。