祝・イエモン紅白出場! 吉井和哉率いるオヤジ4人が放つ、50にしてなお衰えぬ男の色気のワケ

祝・イエモン紅白出場! 吉井和哉率いるオヤジ4人が放つ、50にしてなお衰えぬ男の色気のワケ

祝・イエモン紅白出場!吉井和15年の活動空白期間の間に、彼らは50歳になった

90年代、日本を席巻したグラムロックバンド、THE YELLOW MONKEY(イエモン)が解散以来空白の15年を経て、再集結しました。「再集結ライブ」と称された全国アリーナツアーはソールドアウト。皮切りとなった国立代々木競技場第一体育館でのファーストライブはネットやパブリックヴィジョンでも生中継され、最年長53歳から49歳までのアラフィフオヤジたち4人が、かつてと同じ削ぎ落とされた体のシルエットでステージに現れて音を放った瞬間、日本中のファンが「おかえりーーーーー!!」と泣き出したという逸話つきです。

いま30代、40代の読者には、90年代をイエモンと過ごしたという方も多いのでは。吉井和哉が歌い上げる、妖しくうねるような、どこかロックの中に歌謡曲を想起させる切ないメロディーと歌詞に、当時「生かされた」「生かしてもらった」ファンもたくさんいるでしょう。一曲一曲に、まざまざと思い出す光景や人や思いや匂いがあるでしょう。

ただ、彼らはあの頃のまま帰ってきたのではありませんでした。活動の空白は15年に及び、当時ファンが身悶えするようなセクシーさを放つ30代だった彼らは、人生のあれこれを十分に経てアラフィフの家庭持ちミュージシャンとなり、ファンの前に立ったのです。

「みんなが元気なうちにやらなきゃと思った」

全国アリーナツアーは、全25公演。妖しく激しいステージングや会場全体が揺れるアンセム的な楽曲を歌い上げるのを得意とするイエモンにとって、ライブは一回一回が「一期一会」的な重要性を持ち、激しく消耗します。50歳の彼らにとって、アリーナ規模の大きなライブを、全国を転々として「ぶちかまし続ける」のは、決して容易ではありません。

しかも、久しぶりの4人での活動は、本人たちに空白期間の長さをあらためて思い出させるものでもあったとか。リハーサルでは「入り」のタイミングを逃し、コードを忘れ、歌詞も飛ぶ。体力は明らかに落ち、維持や調整のための努力が欠かせない。ヘビースモーカーだった全員がタバコをやめたのだとか。「その辺との戦いですね」、ボーカルの吉井和哉はドキュメンタリー番組『情熱大陸』で語りました。「みんな元気なうちにやらなきゃな、って」

吉井和哉がイエモンの再結成を心に決めたのは、2013年のザ・ローリング・ストーンズ結成50周年のライブを見たときだったのそう。「ストーンズのステージ上に、金で買えないような黄金の塊みたいなものが見えたような気がしたの。その人たちが演奏するだけで、こんなに人々が集まって熱狂してるのを見て、バンドって宝だな」(『イエモン、再集結を決意させたローリング・ストーンズの存在』

その色気は「自分たちが一番得意なことをいま再びやれている」自信から立ち昇る

「日本一の色気を持つ大人バンド」との呼び名で、イエモンのカムバックを喜ぶかつてのファンたち。「あらためてカッコいい」「以前よりいや増すセクシーさ」と、彼らの50歳にして放たれる色気に驚く人も少なくありません。確かに解散前もねっとりとした色気が身上でしたが、いま彼らが纏う色気とはもっと穏やかで、余裕があって、しかもグレードアップした別物。その色気は、どこから来るのでしょう?

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