もしも「通勤時間」を労働時間の一部と考えたら…

もしも「通勤時間」を労働時間の一部と考えたら…

先日、朝の通勤時間帯に乗客同士がもめて、駅の非常停止ボタンが押されたために、電車遅延が最大で75分にも及んだという記事がありました。混んだ車内で、座っていた人の顔に、前に立っていた人のコートが何度も当たり、それをきっかけに言い争いになったことが原因とのことです。「こんなことで電車に缶詰めにされてはかなわない」「最近はすぐにキレる人が増えた」「混んでいる時はお互い様なのに」など、当事者を非難する声が大多数ですし、私も基本的にはそれと同感です。

その一方、自分自身も混んだ電車内でイラッとすることはありますし、そこで何か相手から言われたりしたら、それこそ言い争いになってしまうかもしれないという心理状態になっていることが、ときどきあるのは確かです。最近は、駅員への暴力沙汰が増えていると言いますし、そこではやはり深夜の飲酒がらみが多いようですが、電車の混雑も間違いなく人がもめる原因の一つではあるでしょうから、これをなくすには混雑状況を解消するしかありません。

この手の話を聞くたびに、私は「通勤時間」の意義というものを考えてしまいます。私自身が以前の企業勤務の時代から比較して、通勤電車に乗る回数が減ったことでよけいにそう思うのですが、こんなに大変な思いをして多くの人が一斉に移動することや、長時間通勤の人がたくさんいることが、果たして仕事上での良い効果を生んでいるのだろうかということです。

中には「オンオフの切り替え時間」「読書の時間」など、有意義に活用しているという人がいますが、逆にそのくらいのことしかできない時間とも言えますから、あまりメリットとは言えないように思ってしまいます。人が集中して動くことで、日中の時間帯よりも所要時間が長く、さらに遅延も発生しやすいことなど、単なる移動の効率だけを考えても、やはりメリットはありません。混雑や長時間の移動のせいで消耗する体力であったり、寝不足でも体調不良でも、急ぎの仕事がない暇な状況でも、休暇でなければ原則決められた時間に出社しなければならないことを考えると、これもあまり効率的には思えません。

ここで、通勤時間に関する統計を見てみると、総務省の平成25年の調査では、全国平均では片道27.6分、最も長いのは神奈川県で片道48.0分、次いで千葉県45.7分、東京都43.7分と続き、最も短いのは宮崎県で17.7分ということでした。大都市圏では往復1時間半以上かかる人が半数以上いる訳で、簡単に無視できるような時間数ではないと思います。

あなたは「通勤時間」をどう考えていますか?

あなたは「通勤時間」をどう考えていますか?

1 2
CITRUS レシピ 婚活 派遣 恋愛 仕事 金運 貧困女子 結婚 アラフォー アプリ アラサー 浮気事件簿 時短 美人探偵 iPhone 派遣女子 占い デート ダイエット
  • 賢人人気ランキング

    人気記事ランキング

    Specialコンテンツ

    Information

    シャアしてね!