女性問題も笑いに変えた!? 狩野英孝に学ぶ「許される生き方」

女性問題も笑いに変えた!? 狩野英孝に学ぶ「許される生き方」

先日、謝罪会見を行ったお笑いタレントの狩野英孝さん。反省が伝わる会見でしたが、記者が笑う場面などもあり、どこか和やかなムードが漂ったのが印象的でした。会見後も『野生の勘』がネタとして使われたり、お蔵入りが予想された放送がオンエアされたり。扱いは少し雑ですが、騒動が笑いに転換されている感もあります。なぜ狩野さんは、このように着地できたのでしょうか。謝罪会見に含まれた3つの許され要素、そして、ちょっと意地悪な女の視点から考察してみました。

謝罪会見に見られた3つの「許され要素」

筆者はコミュニケーションを研究しており、テレビや新聞などで謝罪会見の分析などもしています。まずはその視点から、今回の許されポイントを解説してみようと思います。

許され要素1 釈明に聞こえないよう説明責任を果たした
相手の女性に22歳と言われ、それを信じたというのが事実であれば、狩野さんも言ってみれば被害者。しかし、そういったニュアンスを出してしまうと、謝罪が「釈明」に捉えられてしまいます。自分の責任であることを受容した印象を感じさせる受け答え、女性への配慮など全体を通しての印象管理もお見事でした。いくら用意した謝罪の言葉を伝えても、質疑応答では、つい自分が悪くないように話したくなりますし、失礼な質問に対する怒りも表出しがち。そういったNGポイントが極めて少ない謝罪会見だったと思います。

許され要素2 相手の女性、女性の両親からも謝罪されていた
淫行疑惑ということですが、相手の女性、女性の両親からも謝罪されていたとのこと。ステークホルダーや周囲の人たちも、もちろん迷惑を被っているわけですが、一番の関係者である相手と相手の両親に謝罪されているという事実は、許されムードの大きな要因です。事前にご両親と話し合い、応援の言葉を引き出したことからも、狩野さん側の誠実な対応がうかがえました。

許され要素3 期限をきめない謹慎
会見では謹慎することも発表しました。社会的責任をとるというのも許されポイントの一つ。特に謹慎期間を言明しなかったのもよかったと思います。(期間を名言すると、それが適当かどうかという話題になり、収集が遅くなることも)

とはいえ……淫行問題を機にイメージが落ちて仕事がなくなった人もいるのに、「なごやかさ」まで感じさせてしまうのはやはり規格外。その背景について、意地悪な女の視点から考察してみます。

「なごやかムード」になってしまう背景とは?

「なごやかムード」になってしまう背景とは?

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